推しの引退断髪式に行った話。

ごっつあんです。キタシロです。
サイトの方に、本の感想とか漫画の感想とか、👏拍手ボタンとか…!!
なんだか昔の漫画や日記とかにまで感想を最近送って下さった方、本当にありがとうございます!!励みになります!!

…と、いうのは次回の日記に改めて書くとして(あとログの更新もね…)

今日は個人的な日記を1つ。
なので桃と富樫の話は一切出ないので、以下は本当にただの個人的な記録です。


最近個人的な話ばっかだな…と思いつつ、ブログってそんなもんですよね?と言い聞かせます。



ここは相撲ファンサイトか!!??

そのくらいの頻度で相撲ネタで失礼します、そこそこ相撲好きのキタシロです。
本日2月4日に、私が相撲を見るきっかけになった元大関・栃ノ心関の断髪式が開催されましたのでその行ってきた日記。

断髪式ってのはアレですね、お相撲さんが現役を引退した後に髷を切り落とすアレです(アホの解説)
一般のお客さんを入れずに関係者のみで終わる人もいますが、私の推しは一般のお客さんも普通にチケットを買えるようにしてくれました。ヨッ!!流石大関!!発売日速攻で一番いいマスのS席を買いました。推しに課金する時は迷いが無い。


東京は両国。朝、天気は雨でしたが…両国国技館の開場時間になって雨が止む。



相撲やってる時って国技館の前にズラ~~~~っと幟旗が立ち並ぶんですが、断髪式の時はそれが主役のみの名前の幟旗が立ち並びます。この景色で「あぁ~…今日で最後なんだ…」って思います。

天気はいまいちだったけど入場待機列が、ものすごく伸びていた。
これだけたくさんの人が栃ノ心の為に駆けつけてる~!!(海外の方も多かった)という景色が見えてとてもホッコリしますね。


入口では推し自らお客様をお迎えだ!!

関係者入口と一般客の入口が隣り合わせになっているので、こう…現役の頃お世話になった企業の社長さんとかに挨拶しつつ一般客の列にもお手振りとかしてくれていました。入っていきなりの推しは心臓に悪いですね。しかし紋付っていいよな(突然のオタクEYE)

断髪式はただ髷を切るだけではなく、本場所とは違ったプログラムが出てきます。
たとえば「髪結い(写真左)」これは、現役のお相撲さんがどうやって髷を結うのか、床山(とこやま)さんという力士の髪を結う専門職の方が目の前で実演をしてくれます。


そして「相撲甚句(じんく)(写真右)」これは、ざっくりいうと歌の上手いお相撲さんが選ばれて囃子を歌います。なお力士はこの時くらいしか『ドスコイ』って言いません。こういう断髪式の時は、引退する力士の生い立ちや土俵人生をこの日のために作詞して歌ってくれたりもするので、私はまずここで1度泣いてます(主役登場の前に泣いてた)甚句っていいんですよ、YouTubeで検索すれば動画あるんで見て下さい。

他にも色々あるんですが、写真撮ってなかった。
そして、番付の下の方から花相撲が始まる。(簡単に言うと本気で戦わない相撲。勝敗などの成績が反映されない、興行などで魅せる相撲)


この近さよ……!!!!
そう、今回とにかく席が良い席で……こんな良い席2度と座れないってくらい神席でした…。

こういう断髪式での花相撲は、引退する人の得意技を披露することが多い。
今日の主役の栃ノ心は「つり出し(相手を持ち上げて土俵の外に運んじゃう技)」と「寄り切り(体を相手に寄せるようにして土俵外に出す)」が得意だったので、その2つの技が多かったです。得意技を他の力士が披露する。引退する人へのリスペクトも感じる…こういうのもいいんだ……。


そして断髪式。
招待された多くの人が、少しづつ髪にハサミを入れていく。



推しの髷姿が最後じゃ~~~……この凛々しいお姿。





フォロワー30万人オーバーのツイッター界ではそこそこ有名な、ティムラズ・レジャバ駐日ジョージア大使もハサミを入れていました。とにかく…とにかく挨拶がめちゃくちゃ良かった……。
こういう式典とかでの定型文的な挨拶ってあるけど、そういうのじゃなくて…本当に1人の友人として、そしてファンとして、栃ノ心の出身国であるジョージアの英雄を称える挨拶の文章が素晴らしすぎて泣いた。これで泣くの2回目です。
大使ご本人がツイッターに挨拶全文載せてるので読んで欲しいくらい(流石自称ツイ廃の大使)



引退した力士もハサミを入れれば、現役の力士もハサミを入れます。
これは現役関取の中でも最高年齢39歳の「玉鷲(たまわし)」関です。趣味はまさかの刺繍とお菓子作りです(カワイイ)タマワシチャンとファンからは愛されている力士です。刺繍の腕が想像を超えるので「玉鷲 刺繍」で検索してください。作品が観れます。

現役時代、栃ノ心関と何度も戦った相手としてハサミを入れていたんですが、マァ~その時の推しの顔が…良くて……(語彙力)


最後は現役の頃の、親方である春日野親方が止めハサミを入れる。
止めハサミは、最後髷を全て切り落とす最後のハサミです。



髷が無くなる…つまりもう完全に力士ではなくなる…!!という瞬間ですね。
ココでまた私は泣いてました(3回目)

バッサリと切り落として、栃ノ心ご本人からの挨拶。ここでまた泣く(4回目)
とにかく……まぁ、語彙力は死んでますが「とっても良い推しの引退セレモニーだった」ということが分かって頂ければ。


こんな近くで横綱の土俵入りなんて、普通見れんて……!!!!
前回の相撲日記と比べて頂くと分かりますが、普通に見に行くと大体これくらいの距離感です。横綱近ぇ~!!カッコいい~!!!!!





ところで。断髪式での課金は、そのまま推しの懐に入るってことで……。
なるほどそれじゃあと売ってるグッズも全部買ってきました(私の得意技)

 
   \デン/




右下、実際の栃ノ心の手形色紙!!すごい!!手ぇでっかい!!私の手を重ねてみたら、ほぼ栃ノ心関の手の第2関節までしかありませんでした。重ねてるA4のクリアファイルとの大きさの差で何となく手のデカさを察してください。
こんなデッケェ手で思いっきり突き押しとかされるんだから力士って本当カラダどうなってるんだ。


ちなみに栃ノ心の出身国である「ジョージア」(※アメリカの州じゃない)は、『ワイン発祥の地』として有名な国だそうで。引退して今後は相撲から離れてジョージアワインなどを広める活動をしていくそうです。
そして既にワインのプロデュースもしています。(『ロイヤル・ジョージア』で検索♡)




なのでグッズにワインもあるわけで(※下戸)


推しの刻印されたワイングラスなんてのもあるわけで(※下戸です)


剣総理、後援会とかのパーティーの記念品でこういうの作ってくれないかな。

いや~…しかしひっさびさに散財したな………
それでも10代の頃から力士一筋だった推しの、第2の人生の門出なのでね…。お祝いですよね…(そう言い聞かせる顔)
しかし現役を約17年やられていたのに、その5年ほどしか知らない&ちゃんと現地に行って応援できたのが最後の数年だけってのがな…もっと早く相撲知っていればな…!!という気持ち。
それでも、栃ノ心最後の取組が偶然国技館で見れたのは本当に良かった(チケット持ってた日が最後だった)

沢山泣いたし、最後に応援タオルで名前も呼べたし、とてもいい断髪式でした。




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